{"product_id":"early-1990s-stone-island-green-raso-gommato-jacket","title":"Early 1990's STONE ISLAND  Green Raso Gommato jacket","description":"\u003cdiv class=\"container\"\u003e\n\u003cdiv class=\"markdown markdown-main-panel stronger enable-updated-hr-color\" id=\"model-response-message-contentr_eeb0e226f22ee610\" aria-live=\"polite\" aria-busy=\"false\" dir=\"ltr\"\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"0\"\u003e19世紀の質実剛健なワークウェアや軍実物品としてのミリタリーウェアから、2000年代の洗練されたモダンアーカイブにいたるまで、衣服の歴史は常に時代の要請とデザイナーの思想によって形作られてきました。当店が目指すのは、単なるヴィンテージ古着の販売に留まらず、これら悠久の時をサバイブしてきた衣服の意匠を多角的な視点から紐解き、ゆくゆくは一冊の服飾史として結実するような資料的価値の高いコレクションを蓄積していくことです。その壮大なアーカイブの系譜において、1980年代末から1990年代初頭にかけてのSTONE ISLAND（ストーンアイランド）は、創業者マッシモ・オスティによる素材開発の狂気が最も純粋な形でプロダクトに投影されていた、文字通りの黄金期でした。なかでも、当店がその深い歴史性とファブリックとしての完成度に一際強い関心を寄せ、コレクションの主軸の一つとして注目し続けているテキスタイルが「RASO GOMMATO（ラソゴマート）」です。今回ご紹介する衣服は、その過渡期にあたる1991年秋冬シーズン、あるいは1992年春頃に産み落とされた「グリーン・ラソゴマート・ジャケット」です。ブランドのアイコンである感温染色の陰に隠れがちですが、このラソゴマートこそが、オスティが追い求めたワーク・ミリタリーの機能性と都会的なエレガンスを最も高い次元で両立させた、ブランドの背骨とも言える最重要テキスタイルです。最初期を証明する「グリーンエッジ」バッジを左袖に宿し、年月を経て裏面のコーティングが美しく変化した良好なファブリックコンディションを保つ本作は、素材の先駆性、プロダクトとしてのデザイン強度、迅速にアジャストする完成度のすべてにおいて、服飾資料としての価値を極限まで高めたマスターピースです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"1\"\u003e本作の本質を解き明かすためには、STONE ISLANDの歴史において最も成功し、かつ最も長く愛された傑作テキスタイル「RASO GOMMATO（ラソゴマート）」という素材のサイエンスを深く掘り下げる必要があります。ラソゴマートとは、軍の寝袋や防護服、あるいはパラシュートといった極限のサバイバル環境からインスピレーションを得て開発されたハイブリッドテキスタイルです。表面には、細番手の最高級コットン糸を限界まで高密度に打ち込んで織り上げられた、美しいサテン地（コットンサテン）が採用されています。この高密度コットンサテンは、それ自体がシルクのような滑らかな手触りと、光を上品に反射する鈍い光沢を湛えています。しかし、オスティの真骨頂はその裏面にあります。彼はこの上質なコットンサテンの裏面に、防水・防風性と衣服の構造的なハリ感を一気に高めるため、特殊な「ポリウレタン樹脂コーティング」を熱圧着させました。これにより、ミリタリーウェア特有の圧倒的な堅牢性と、イタリアンデザイナーズらしいサルトリアルな気品が背中合わせになった、唯一無二のファブリックが誕生したのです。さらに、製品に仕立てた後に丸ごと染め上げるガーメントダイ（製品染め）を施すことで、表面のコットンと裏面のポリウレタンの染まり方の違いにより、生地の縫い目やエッジ部分に独特な陰影とフェード感が生まれ、新品の段階から深い奥行きを持った表情を楽しむことができました。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"2\"\u003e特筆すべきは、本作が30年以上の歳月を経て「現在だからこそ到達した、奇跡的なファブリックのコンディション」にあるという点です。ヴィンテージのラソゴマートにおいて、最大の泣き所であり、コレクターを悩ませるのが裏面のポリウレタンコーティングの劣化です。往々の個体は、経年によってコーティングがボロボロと剥がれ落ちて衣服の中に粉が吹いたり、あるいはドロドロに溶けて着用不可能な状態に陥ります。しかし、内タグの美しい状態からも分かる通り、本作は長年の適切な保管によって深刻なベタつきや異臭が一切ありません。裏面のポリウレタンは、何回かのウォッシュと経年を経て完全に生地に馴染んだ、こなれた質感へと変化しており、旧い衣服にありがちな重苦しさはなく、驚跨ほど身体に軽やかに馴染むソフトな着心地を実現しています。表面のコットンサテンは、長年の愛用によって芯のコシを残しながらも極上の柔らかさに育っており、ガーメントダイ特有の淡いオリーブグリーン（セージグリーン）が光の当たり方によって微妙にグラデーションを描きます。科学の実験的な強固さからスタートし、長い時間をかけて日常の衣服として美しく着地したこのファブリックの佇まいは、現行の衣服では決して再現できない、半世紀近い時間の堆積だけがもたらすことができる天然のパティナです。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"3\"\u003e意匠を細部まで観察すると、伝統的なミリタリーワークの意匠をオスティ独自のモダンなカッティングと、左右非対称のユーティリティ性で再構築した、機能美の塊のようなディテールワークが随所に散りばめられています。首元には、緩やかなカーブを描く大ぶりな襟が配されており、襟の裏側には、贅沢にもオフホワイト（生成り）の肉厚なコットンキャンバス生地が配置されています。襟を立たせてスナップボタン付きのチンストラップを留めることで、首回りの防風性を完璧に高めると同時に、この裏地の白いファブリックが顔周りにクラシックなワークウェアの力強いコントラストを演出します。フロントの開閉は、イタリアの名門「Lampo（ランポ）」社製の頑強な金属ジッパーと、ブランドネームが刻印された大ぶりのオリジナルスナップボタンによる重層的な構造になっており、比翼仕立てによってフロントマスクを極めてミニマルに仕上げています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"4\"\u003eフロントの腰回りに配されたポケットワークは、本作のデザインにおいて最もアバンギャルドで、同時に実用主義を體現した重層構造を持っています。左右のポケット口はフラップ付きのクラシックな形状をベースにしていますが、その「左側ポケットのすぐ内側」のみを覗き込むと、金属製のジップ開閉式ポケットが別個で縦方向に設置されています。この左右非対称（アシンメトリー）な片側のみのジップポケット仕様こそ、実用的な道具としてのミリタリーウェアのリアリティを追求し続けたオスティならではの象徴的なディテールです。フラップの下、袋布の縁部分には、長年の過酷な使用と摩擦によって生地が美しく擦り切れ、白い芯糸がフリンジのように露出した「クラッシュエフェクト」が顔を覗かせており、衣服の表情を豊かにしています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"5\"\u003eさらに、衣服を裏返した瞬間に、衣服の構造的イノベーションの決定的な証拠が露わになります。身頃の内側に張り巡らされた複雑なロープのギミック。これこそが、初期のSTONE ISLANDを象徴する高潔なマスターピース・ディテールである「ダッチロープシステム（Dutch Rope System）」です。これは衣服のサイズを絞るためのものではなく、本来は防寒用のインナーライナーを、金属パーツやボタンではなく「強固なロープを互いにくぐらせて固定する」という、セーリングや船舶のロープワークから着想を得たオスティの天才的なライナー脱着システムです。本作は長い歴史のなかでライナー自体は付属しておらずシェルのみの個体となりますが、衣服の内部に張り巡らされたこのダッチロープの佇まい自体が、ブランドの最もアバンギャルドだった時代のエンジニアリングを今に伝える、非常に知的好奇心を刺激するギルド的意匠です。また、両脇下部分を観察すると、激しい動きにも生地が突っ張らないように、ミリタリーのフライトジャケットなどに見られる立体的なガゼットが配されており、そこには余分な熱を逃がすための金属製のベンチレーションホールが2箇所、精密に打ち込まれています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"6\"\u003e現代のファッションシーンにおいて、本作の価値を決定的に高めているのが、ヴィンテージストーンにおいては天文学的な確率でしか発掘されない「Size XL」という、圧倒的なビッグサイズであるという事実です。1990年代当時の衣服、特にヨーロッパ仕様のプロダクトは、現代のストリートシーンから見ると肩幅や身幅が極端にタイトなスモールサイズが圧倒的多数を占めます。そのなかで、このXLサイズは、肩のラインが美しく、極めて自然にドロップし、身幅にたっぷりと取られた生地の余白が、動くたびにラソゴマートならではの軽やかでしなやかなドレープを生み出します。インナーに肉厚なヘビーウェイトのスウェットやセーターをレイヤードしても全体のバランスが崩れず、オールシーズンにおいて主役を張ることができる完璧な汎用性を備えています。\u003c\/p\u003e\n\u003cp data-path-to-node=\"7\"\u003e当店がこの初期STONE ISLANDのラソゴマートジャケットを資料的価値の高いアイテムとして位置づける理由は、1990年代初頭という衣服デザインがテクノロジーと融合した激動の記憶、マッシモ・オスティという一人の天才が遺したテキスタイル革命の足跡、精度高く時代の熱量を伝えるグリーンエッジバッジ、ランポジップ、ダッチロープシステム、左側のみのジップポケットといった唯一無二のディテールが、ポリウレタンコーティングの奇跡的なコンディションとともに、完璧なXLサイズという実用性を伴って現代に保存されているからです。希少なヴィンテージを所有することの意義は、その衣服に宿る確かな価値の根拠と歴史の断片を、自らのワードローブの一部として引き継ぐことにあります。衣服をただ消費するのではない、その背景にある歴史やコンテキストを読み解き、自らのクローゼットに迎え入れること。それは、一冊の壮大な服飾の本の、重要な1ページを所有することと同義です。時空を超えて現代に圧倒的な存在感を留めるこのイタリアン・ヴィンテージの至宝は、時代や流行がどのように移り変わろうとも、決して色褪せることのない universal な価値を、それを纏う者に与え続けてくれるでしょう。当店が良いと思うアイテムの集積として、この先も未来へ遺すべき美しい遺産のひとつとして、自信を持っておすすめいたします。\u003c\/p\u003e\n\u003c\/div\u003e\n\u003c!----\u003e\n\u003c\/div\u003e","brand":"stone island","offers":[{"title":"GREEN \/ 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